かれこれもう10年家にいる間に、様々なものに手を出してきた。「これなら副業になりそう!」「簡単にお小遣い稼ぎできそう!」とキャッチコピーに踊らされる能力は、リオのカーニバルで優勝できるレベルだと自負している。 そうやって踊り狂っている間に、本当に儲ける方法を発見した気がする。順にご紹介していこう。
【1】アフィリエイト

アフィリエイトが出始めの頃にいち早く飛びついた。
当初はバナー広告がほとんどで、1クリックで数円が手に入るというものだった。 このころ作っていたサイトは、映画紹介サイト。まだインターネットが今ほど普及していなかった時代においても、映画紹介サイトは山のようにあったし、私のサイトはなんとも中途半端なものだったので、マニアックなあの業界で当然勝てるわけがなかった。
誰も見てくれないサイトのアフィリエイトは絶対に成功しない。
アフィリエイトは基本的に「見てもらってナンボ」である。簡単に言うが「見てもらう」ことは本当に難しい。インターネットの知識がない一般人には絶対に難しい。
見てもらうサイトを作るには、オンリーワンのアイデアor質の良い記事+膨大な記事を書く作業量と努力が必要。「楽して」でできるものではないのだった。
【2】Googleアドセンス(アフィリエイト)
これは知人から薦められた。その知人はこれで稼いでいる。一度画面を見せられて驚愕した。ドン引きで声が出なかった。いや、悔しすぎて声が出なかったと言うべきか。
そして知人がその時に、悪~い顔で言った一言が忘れられない。
「人が不安に思うことに付け込んだサイト作りをすればアクセスは伸びるしクリックもされる」
怖い、怖すぎる。 ナイーブな私の心が震え上がったのは言うまでもない。
しかし、これは正論なのだ。 例えは悪いが悪徳業者がそうではないか。不安や弱みに付け込んでいる。 人気のあるサイトは、たいてい「不安や弱み」を解消してくれるサイトではないだろうか。
アドセンスは承認さえされれば、非常に利用しやすい。 彼女はインターネットの世界に生きる人間だが、彼女が薦めた理由は分かる。普通にアフィリエイトをするより簡単だ。Googleアドセンスがサイトに合った広告を配信してくれるのだから。
しかしコトはそう簡単ではない。誰も見ないホームページは稼げない。結局人に見てもらえるサイト作りが大切なのだ。
【3】Amazonせどり

最初に知ったのはおそらくテレビだった。大抵テレビで紹介されるものは、インターネットの世界ではすでに常識の物。つまり「遅れてるもの」なのだが、全くそんなことには気づいていなかった私は、嬉々として飛びついた。
古本屋で100円とかの本を買ってくる。Amazonアソシエイトでそれを転売する。差額が利益。 非常にシンプル。
Amazonアソシエイトは写真を撮影したり商品紹介を書いたりする必要がないため、パッと利用できるのもいい。 それもこれも、いい商品が仕入れられればのことだ。近くに古本屋がなかったり、良い商品を見つけられなければそこには敗北しかない。
私がこれをやめたのは、メールの見落としが怖い、という非常に後ろ向きな理由からだった。すぐに発送しなければならないからだ。
しかし、本が好きでしょっちゅう古本屋に行く人ならやってみてもいいかもしれない。実際に「物」を取り扱うという点で他の「儲け話」とは異なり、デジタルに移行途中のアナログな人には向いている。
amazonアソシエイト用の仕入れに役立つツールも公開されている(どの商品が高く売れるか、が分かる)。 仕入れ、発送の手間を厭わず、在庫管理が怖くないなら、いいのかもしれない。
ただし、現在、古本屋で売れる品を安く手に入れるのは難しい。せどりが流行り始めた頃と違い、古本屋もインターネットで本の相場を細かくチェックしていると思われる。これも、そう簡単に稼げるものではない。
【4】オークション

友人がやっていたのがYahooオークションでの転売だ(せどりとほぼ同じだが)。これは褒められたことではないようだが、近所のリサイクルショップや格安のノーブランド衣類を購入し、それを転売していた。
ノーブランド衣類を売るには撮影能力や文章作成能力も必要。衣類の場合は撮影にはトルソーなどもあった方がいい。私も一度やってみたがリサイクルショップで掘り出したブランド衣類は何倍もの価格で売れた。
問題は、いつも掘り出せるわけではないということだ。 掘り出し物が見つかりやすい分野を見つける能力(努力)があれば、稼げる分野ではある。
現在私はヤフオクをやめ、メルカリにしか出品していないが、衣類を売るのはかなり難しいと感じている。自分には売れる衣類を見抜く力が無いと判断して現在は仕入れて売ることはおこなっていない。
【5】ポイントサイト・アンケートサイト

ポイントサイト・アンケートサイトはインターネットを始めたころからのお付き合いだ。 恐ろしくて数えられないぐらいのサイトに登録したが、そこから毎日のように送られてくる複数のメールをさばくのがどれほど大変か。 そしてそれに対して得られる報酬がいかに少ないかを身に染みて思い知らされた。
・ポイントをクリックしてポイントを得る ・アンケートに答えてポイントを得る
・物を買ってそのうちの数パーセントのポイントを得る ・友達に紹介してポイントを得る
大きな柱はこの4つだが、利益率が高いのは最後の「友達に紹介する」だろう。
そんなわけで、自分のサイトに紹介文を書いたり、バナーをベタベタ貼ったりすることになるわけだ。 しかし、そんなサイトから登録したいと思うだろうか。 私は全く思わない。「このバナーをクリックしたら、こいつに何割かマージン(利益)が入るんだろ?」と思うと、絶対にクリックしたくない意地汚い性格である。
特に、その欲望が丸出しで、中身が無かったり、見た目が悪いサイトは、サイト自体の質を下げていると思った方がいい。 バナーをクリックして登録したい、と思わせるサイト作りには、やはりセンスや努力が必要だ。
ちなみにポイントサイト・アンケートサイトからのメールが他のメールを圧迫してメールチェックがしにくいので登録を解除する「断捨離」を先日行った。非常に気持ちがいい。
しかし、この過程で「あと数ポイントで換金できる」ということを発見してしまうと解除できない。貧乏性過ぎる自分に引いている。
参考:ちょびリッチ https://www.chobirich.com/cm/ad/?p=8224777069&i=4492628
【6】PIXTA
学生時代から一眼レフカメラを愛用している。
撮影していると、友人から「PIXTA」を紹介された。 友人はテレビで紹介されているのを見たらしく「普通の主婦が月に何万も稼いでいた」と、私がいかにも食いつきそうな言葉とともに教えてくれた。
これは楽しい。しかしそれは、私が元々一眼レフユーザーであったこと、広告業界を少しかじっていたことが起因しているはずだ。
普通の人が普通にとった写真が売れると思ったら大間違い。たまに「おいおい、これはどうやって使えばいいんか?」というスナップが登録されているのを見るが、絶対に売れないだけでなく、家族や子どもの情報をダダ漏れにしていることになり、非常に気になる。
しかし、多少の知識がある私でも、買ってもらうのは至難の業だという事実をお知らせしておこう。
副業として成立させるには「片手間」では無理だ。私の様に、あれもこれも手を出していてはだめなのである(今頃気づくな)。 一方でお小遣い稼ぎ程度で良いなら、撮影するジャンル次第ではそれなりに稼げる。私はジャンルを絞って現在も投稿している。
参考:写真・イラスト・動画素材販売サイト【PIXTA(ピクスタ)】【7】登録サイトからの斡旋
とあるサイトに登録してフリーランスのライターとして仕事をしていた。これはいいプロジェクトに巡り合わなければ、収入は増えない。
私はそれなりのプロジェクトに参加できて、良いペースで仕事ができていたのだが、結局そのプロジェクトが終わると収入はゼロになる。登録サイトの仕事(ライター)はほとんどが1件数十円単位の仕事とかしかない。
やはり「何かに所属する」と必ず「差し引かれ」て「薄利」しか受け取れないシステムにこの世はなっているのだ。
特にライター稼業は稼げない。安い価格でも請け負って仕事をしてしまう人が多いからだと思う。ライターの質を問わない仕事も多い。そういう意味では素人からでも始めやすい職種なのだろうけど…専業ライターとして長年働いてきた身からすると、とても複雑だ。
【8】通信添削

だんだんと堅実になってきた、と思うのは私だけだろうか。
これも登録サイトからの斡旋と同じ。「何かに所属する」と必ず「差し引かれ」て「薄利」しか受け取れないシステム。 労力がかかる割に恐ろしく給料が少ない。
下請けになればなるほど、利益は薄い。 町工場のおじちゃんがよくニュースで言ってそうな言葉に激しく同意する。
私はこの通信添削を自分の勉強だと割り切っているから、楽しんで続けていたが、「これで儲けよう」と思うなら…一言「無理」とだけお伝えしておこう。
まとめ
以上、私がつまづきながらチャレンジしてみた「儲けそうで儲からない在宅ワーク8選」を紹介してみた。 しかし、これは「儲から無そうで儲かる在宅ワーク8選」ともいえるだろう。
一番悪いのは「あれもこれも手を出して中途半端」なことだ。
1日は24時間しかない。1年は365日しかないのだ。
現在はフリーランスとして4ヶ所から仕事を請け負うほか、PIXTAへの投稿は続けている。メルカリは利用しているが不用品を売るだけで仕入れはしていない。
あれもこれも手を出したからこそ、自分に向いているものやしたいことが分かったので、チャレンジしてみるのは良いことだと思う。参考にしてもらえると嬉しい。